まなびーあ徳島は、県民のみなさまに親しまれ、参加いただける「県民“まなび”拠点」です。
概要
まなびーあ徳島は、県の専門学校やシルバー大学校、消費者大学校など、学習機関、講座としてこれまで個別に運営していたものを、横断的に連携・充実させ、ワンストップサービスで情報提供を行うことで、学習内容の総合化や、利用する皆さんの利便性の向上を図り、様々な学習ニーズに対応いたします。
まなびーあ徳島は、自治研修センター、総合教育センターを事務局とし、専門コース、学部から構成されています。
また、自治研修センター内にとくしま政策研究センターを設置し、地域の課題解決のための調査研究や支援活動を行います。
目的
1 県民ニーズに対応した学習機会の充実
県民のみなさまの様々な情報提供のニーズや学習ニーズが多様化・専門化していることから、県立の専門学校や県の各部局、各機関が行っている県民向け各講座・セミナー等について、ワンストップで情報を提供するサービスをはじめ、全ての利用者の利便性の向上を図る仕組みを再構築し、学習機会のさらなる充実を図ります。
2 本県の発展を担う人材の創造
社会経済情勢の変化が進む中、これからの地域社会を支え、21世紀を担う人材の創造を図るため、県や市町村をはじめ、NPO法人及び民間企業等が保有する人材、ソフト、ハードを最大限活用し、県民のみなさまが生涯にわたって学ぶことのできる質の高い多様な学習機会を広く地域社会に提供する仕組みを整備します。
3 政策研究機能の充実
地方分権新時代を迎え、地域間競争がさらに激化すると考えられる中、基礎自治体としての市町村における政策立案能力の向上とともに、今まで以上に地域に関わる政策研究の充実などを図り、積極的な施策提案、提言によって本県の課題解決はもとより、徳島からの提言が日本の標準(ジャパンスタンダード)となるよう政策研究を進めます。
基本理念
地域で活躍できる人材の創造や地域が抱える課題への対応とともに、誰もが、いつでも、気軽に、参加できる「学ぶ人が主役」「県民の自主的参加」を重要な視点とし、次の4つをまなびーあ徳島の基本理念とします。
- 21世紀を担う人材創造に向けた「県民“まなび”拠点」
- 高等教育機関、企業、NPO法人、住民、行政など多様な主体とのパートナーシップによる運営
- 誰もが主体性を持って参画できる「ユニバーサルな大学校(まなびや」
- 生きがいと地域社会への貢献につながる生涯を通じた学びへの支援
担うべき5つの機能
医療専門養成コースや産業人材養成コースなどによる資格や技術の修得を目的としたキャリアアップや人材の育成支援のほか、事務局に総合窓口を設置し、県民のみなさまへの総合的な学習情報の提供などワンストップサービスによる利便性の向上に努めます。
各種の主催講座を実施するほか、一部の講座はインターネットで配信します。
また、県民の皆様が県の施設を利用して、講座を自主的に運営する県民企画講座の開催や県職員などの人材活用による自主講座を実施します。
自治体職員や公募による講師を登録するなど、まなびーあ人材バンクにより県内各地で開催される講座や教育機関に講師を派遣するなど、地域貢献を推進します。
また、NPO法人の人材やノウハウを活かす協働講座の開催など、まなびーあ徳島が県民に親しみ、愛される「まなびや」となるよう努めます。
とくしま政策研究センターにおいて県及び市町村における政策立案能力の向上、地域の課題解決を図るための調査研究や支援活動、政策提言などを行います。
多様化、専門化した情報提供のニーズに応えられるよう、ICTを有効活用するとともに、ワンストップで情報を提供します。また、ポスター・チラシ・講座一覧などの紙媒体による広報など誰にでもわかりやすい情報の発信に努めます。